まいどおおきにさとえみことフランダースのオカンです。 

*********** 

このブログは大阪人で似顔絵師のさとえみが 国際結婚&ベルギー移住して三姉妹を産み育てる、笑いと涙の絵日記ブログである! 

***********



名称未設定のアートワーク 4


本日は11月11日ということで、このベルギー(オランダでも行われていますのでオランダ語圏とタイトルでは表記しました)版のハロウィンと呼ばれるシンタマールティンについて昔の記事をまとめながら解説してみたいと思います。


ちなみにウィキペディアにもっとしっかりした説明があるので、そちらを先にオススメしておきます😂
こちら↓

マールティンさん自身のウィキペディアもあります。






ではオカン版のSint Maarten(オカンはシンタマールティンと発音しています)の解説をどうぞ!


シンタマールティン

🌟個人の行事編🌟


11月11日は…第一次世界大戦の休戦記念日でベルギーでは祝日なのですが、
子どもたちにとっては「シンタマールティンの日」という認識の方が大きいです。

この日にちなんだ行事を行うのですが…





簡単にいうとベルギー(オランダ語圏)のハロウィンで、


歌を歌った後にお菓子やお金(小銭)を貰ったりします。



冬の行事といえばシンタクラースの方が有名なのですが、
シンタマールティンも子どもたちとって欠かせない行事です。



***********

🌟学校の行事編🌟

シンタマールティンの日、個人が家々を回ったりもしますが、夜に学校が主体となって大勢で家々を回るバージョンもあります。

その学校主催のシンタマールティンの行事の様子を漫画にしたものです。
↓↓







すごい羨ましいやんね〜。


***********

🌟行事の起源編🌟


そしてそしてここからがシンタマールティンが何故「シンタ」になったのかが分かる(たぶん)漫画。








「シンタ」もしくは「シント」とは聖人という意味で、キリスト教で良い行いをした人がなるとされています。
(シンタかシントなのかは発音の違いです。)

つまりシンタマールティンとは「よい行いをして聖人となったマールティンさん」という意味ですね。


キリストとの不思議な出会いを通じて改宗し、他の人に食べ物を施すようになり聖人になったマールティンさん。

この人の行事やエピソードが今でも文化として根付いていて、この地域に住む人は他の人に食べ物を与えたり寄付をしたりすることが自然に身についていたりするようです。



いかがだったでしょうか?


このベルギー(オランダ語圏)版のハロウィンと呼ばれるシンタマールティンについて昔の記事をまとめながら解説してみました。


他にも北海道の七夕まつりに酷似しているようです。


ほなまたね