まいどおおきに！指吸いは起きてる間中＆吸いだこもばっちり系の子どもやったオカンです。
時が過ぎ… 今度は私が親になって子どもにアレやコレやいう番になりました。
3人のうち1人が指を吸っていました。
まず我が家の3人の女の子のうち、指すいをしていたのは次女のみでした。
1歳を過ぎたあたりで断乳をした後、口寂しいのか指吸いを開始。
次女はこだわりが強く、一度スイッチが入ってしまうと手がつけられなくなる（まるで私のよう）ので長期戦を覚悟。
参考になるかはわかりませんが、以下のように対応しました。
まずは「出っ歯になる」とかは気にしないことにしました。
もちろん出っ歯になるのは子どもによくないです。
でも「他の人に迷惑がかかるわけでもないことで子どもに厳しくするのは違う」とも思いました。
気にしたのは衛生面。
日本ほど手洗いを推奨されていないベルギーではあっという間にインフルエンザなどが流行します。
それで子どもたちの免疫が鍛えられる！と言う考えもあると知ってはいるのですが、他の子から不用意に菌を移される事も多く、我が子から私に感染するというサイクルが出来ていたのでそれは阻止したい。
そして元指吸いっ子としてはずせないのが、
「指はおいしい」と言う事実です。
ぶっちゃけ指はおいしいです。
吸ってるとそこはかとなく安心するし、
指先の丸みが愛おしい。
こんな指を吸わない世界なんて、逆におかしいと思うくらい指吸いは素晴らしいです。
「指吸いを否定しない」。これは子どもの頃の自分を守る意味でも大切な事でした。
あと、横道にそれてしまいますが、私にとって「手」はとても特別です。
この漫画を描けるのもそうで、この手があったから様々なことを絵にすることが出来ています。
子どもたちもこれから様々な表現を手を使ってすると思います。
そんな特別な「手」を「手」を使って叩くなんてしたくない。そんな風に思う気持ちがこういうやり方につながっていると感じています。
そんな想いを知ってか知らずか…
なんと、次女の指すいは開始から2週間ほどで終了しました。
本人も指を吸っていた頃の記憶は定かではないでしょう。
吸いだこも出来ませんでした。
その後はペンをかじったりといったクセもたまに見せますが、
（ベルギーの小学校は鉛筆ではなくペンで書き取りなどをします）
病的ではない感じなので、見守っている…という感じです。
サンプルがたった1人…たまたま上手くいっただけのことかもしれませんが、
次女の自尊心を傷つけない形で指吸いを克服（？）出来て本当に良かったです。
思うようにいかないことが多い子育ての中で、こんな風にあっさりと事が終わるのはとても珍しいので私ももう少しで忘れるところだったエピソード、参考になれば幸いやで。
ほなまたね
そして
手クセ口グセ足グセ…色んな幼少期からのクセがありますが、真っ向から否定するのはやめようと改めて思いました。
ほなまたね
クセというのは「好き」の表れかもしれない
再考↓
（正直に言うととてもビックリしました。
と言うのも次女はこだわりが強く、一度スイッチが入ってしまうと手がつけられなくなるのでいわゆる「育てやすい子」ではなかったから…。
何が彼女の中で功をそうしたかは分からないですが、少なくとも叩いたりひどい言葉を使わなくてもいい事もあると言うのはその後の育児方向にすごく影響しました。
もちろん、私が今までの育児の中で一度も手をあげなかったかとかひどい言葉を使ってなかったかと言うと否定せざるを得ません。
しかし自分の限界が来る前にできるだけの工夫をしよう！と思うようになりました。
（すぐ限界は来てしまいますが…）
