まいどおおきに!さとえみです。
子どもの個性・・・見極めるのが難しいですよね。
小さい頃は恥ずかしがり屋でも今は変顔を堂々とやってたり、日によってイライラの原因も変わったり…・。
国際結婚で多言語育児をしているわが家は、他の家庭の子どもたちより個性的なように思われがちですが、
実はそうでもないよなぁ~と思いながら、この原稿を書いてみました。
日本でもどんどん増えているハーフ人口ですが、まだまだ少数派。
ハーフであることは外見でパッと分かるので、日本にいると開口一番に「どこの国から来たの?」などと聞かれたりします。
しかし、ベルギーに来るとそのような質問は開口一番ではされません。
見た目がアジア人でも黒人でも、生まれた時からベルギーに住んでいる「ベルギー人」であることは往々にしてあるからです。
また、見た目が白人でも、よくよく話を聞いてみるとお母さんがウクライナから来た人でベルギー人との「ハーフ」だったりもします。
そもそも移民が多い(私もカテゴリの上で「移民」です)ので、珍しくないのです。
言語に関しても同じようなことが言えるのですが、これはもう「場所柄」としか言いようがないものです。
場所や環境によって着目点がこうも違うと、子どもに見られる特徴も変わってきて「個性」と解釈されるのではないかと思います。
個性について考えていた時に思い出したのが、長女が7〜8歳の頃に担任の先生から言われたこの言葉でした。
え?…それ普通やん?
むしろなんで他の子は言わんかったん?
勉強よりもそういったことの方が大事やん?
…・と心の中でツッコミつつも、「ありがとうが言える」ことが個性になりうる環境があることに驚きました。
普段、長女のベルギーの友達にはお礼が言える子の方が多い印象でしたが、
学校の授業中というシチュエーションならば少数派になるのでしょうか・・・。
それもきっと成長するにつれ少数派ではなくなり、もっと別のことが個性になっていくのでしょう。
様々な環境下における子どもの「個性」を見極めるのは難しいですが、
日々変化していくわが子のこういったエピソードを描いていけることに感謝しかありません。
我が子は将来、どのように成長するのでしょう。楽しみすぎます。
ほなまたね!






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